マンション管理費・修繕積立金の相場感¶
マンション管理費・修繕積立金の相場感は、マンション購入を検討する人が情報の多さで迷いやすいテーマです。結論から押さえたうえで、見方と注意点をセットでまとめます。最後に、よくある失敗も先に潰します。数字の置き方も例で示します。判断の優先度の作り方も触れます。
結論:相場感は「安い/高い」より“将来の増え方”が重要¶
管理費と修繕積立金は、月々の固定費として家計に効きます。 金額そのものより、上がり方(改定の予定)と、積立の健全性をセットで確認すると失敗が減ります。
基礎知識/前提¶
細かい話に入る前に、前提を整理しておきます。
- 管理費は日常の運営、修繕積立金は将来の修繕に備えるお金
- 安すぎると将来の一時金(臨時徴収)につながることがある
- 比較するときは、戸数・設備・築年など前提が違うことを意識する
相場感の作り方¶
ここからは、判断に落とすまでの手順を順番に整理します。
- 内訳を確認する:管理費に何が含まれ、修繕積立金が何に使われる予定かを見ます。
- 推移(値上げ計画)を見る:今の金額だけでなく、段階増額の予定があるか確認します。
- 滞納と残高を確認する:滞納が多いと計画通りに進みにくいことがあります。
- 大規模修繕の履歴と予定を見る:直近の工事と次回予定を確認し、負担の見通しを作ります。
- 家計の上限に落とす:住宅費(ローン+固定費)の月々上限を決めて判断します。
例:管理費1.5万円+修繕積立金1.2万円なら、固定費は月2.7万円です(数字は例)。
注意点とよくある失敗¶
- 安さだけで選ぶ(対策:将来の値上げや一時金まで含めて“総額”で比較します。)
- 内訳を見ずに納得できないまま進める(対策:説明ができる形で、内訳と理由を確認します。)
- 滞納や計画の弱さを見落とす(対策:残高・滞納・計画の整合性をチェックします。)
まとめ¶
管理費・修繕積立金は、今の金額だけでなく将来の増え方と計画の健全性まで見て判断すると安心です。迷ったら、期限と上限に立ち返るとブレません。不明点は先回りして確認し、記録を残しましょう。比較は2〜3件に絞ると違いが見えやすいです。