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住宅ローンの種類比較 固定と変動

「結局、何を基準に選べばいい?」——金利タイプで迷う人の方から、こうした相談をよく受けます。この記事では、住宅ローンの種類比較 固定と変動を『最初に押さえるべきポイント』から順に、噛み砕いて整理します。失敗しやすい落とし穴も先に潰します。読み終える頃には、次にやるべきことがはっきりします。

結論:固定は家計の見通し、変動は当面の低負担(ただし上昇耐性が前提)

固定金利は返済額が読みやすく、家計の見通しを立てやすいのが強みです。変動金利はスタート時の金利が低いことが多い一方、将来の金利上昇リスクを必ず織り込む必要があります。「金利が上がっても払えるか」「繰上返済の余力」「将来支出」の3点で決めると後悔が減ります。

基礎知識/前提

細かい話に入る前に、ここだけは押さえておきたい前提を3つまとめます。

  • 固定は返済額が読みやすく、変動は当面の返済を抑えやすい
  • 判断は『金利上昇に耐えられるか』と『繰上返済の余力』
  • 金利だけでなく、手数料・団信・保障もセットで比べる

この3点が頭に入っていれば、次の手順や比較表が読みやすくなります。

比較ポイントと判断基準

迷いやすいところだけ、表で整理します。

項目 固定金利 変動金利
返済額の安定 高い 変動する
当初金利 高めになりやすい 低めになりやすい
将来リスク 小さい 上昇リスクがある
向く人 安定重視 余力・調整重視
判断軸 家計の見通し リスク許容度

固定金利が向くのはこんな人です。

  • 返済額を固定して家計を安定させたい
  • 将来支出が増える見込みがある
  • 金利上昇が不安

変動金利が向くのはこんな人です。

  • 当面の返済額を抑えたい
  • 金利上昇時も耐えられる余裕がある
  • 繰上返済などで調整したい

進め方の目安は次の通りです。

  1. 家計の余力(上振れ耐性)を確認する:上振れ(例えば金利上昇)があっても払える余裕があるか、家計で確認します。
  2. 固定/変動で返済額を試算する:固定/変動や借入額の違いを並べて、月々と総額の差を比較します。
  3. 金利上昇時のシナリオも試算する:上昇時の返済額を置き、家計が崩れない範囲か確認します。
  4. 繰上返済や借換の可能性を考える:手元資金と効果(利息軽減/期間短縮)を見比べ、方針を決めます。
  5. 団信や手数料も含めて最終比較する:保障範囲と上乗せコストを確認し、過不足なく選びます。

例:返済額が月3万円増えても耐えられるか、家計で試算しておくと安心です。

実務で押さえたいポイント ここまでを踏まえて、実務で押さえたいポイントを3つに絞ります。

  • 固定/変動それぞれで、金利上昇時の返済額も一度試算する
  • 団信や手数料も含めて“総額”で比べる
  • 繰上返済の方針(いつ、いくら)を決めてから金利タイプを選ぶ

注意点とよくある失敗

最後に、失敗しやすいポイントと対策をセットで整理します。

  • スタート金利だけで決め、上昇時の家計を考えない(対策:将来の支出と金利上昇も想定して試算します。)
  • 金利差だけ見て、手数料や保障を見落とす(対策:将来の支出と金利上昇も想定して試算します。)
  • 繰上返済資金を使い切り、調整が利かなくなる(対策:将来の支出と金利上昇も想定して試算します。)
  • 制度・税率・金利・運用は変更されるため、最新情報を必ず確認してください。

まとめ

住宅ローンの種類比較 固定と変動は、判断の軸を先に決めておくと後悔が減ります。迷ったら、優先順位(価格・期間・手間)に立ち返って整理しましょう。最後は「優先順位」を1つ決めてから動くとブレません。不安が残る場合は早めに相談して整理するのも有効です。